天気というのは、当たってほしい時と外れてほしい時がありますが、
やはり、四季おりおりの天気というのはそれっぽくならないとダメです。
春は春らしく、夏は夏らしくと。
秋や冬も同じです。
でないと、花見、海水浴、紅葉、温泉旅行、ビール、ジュース、アイス、
その他たくさんの商品やサービスが売れなくなるからです。
外国人観光客だって日本の季節ごとの風物詩を海外で仕入れて、
それを元に来ている方々だって相当数いるはずですからね。
期待通りの日本(例えば花見の季節)に巡り合えたら、
「もう一回、日本に来よう」って思うじゃないですか。
折角の夏休みなのに天気が曇りがちじゃ、
子供たちもかわいそうだし、レジャー産業や飲食業もたまったもんじゃありません。
とか何とか言っても自然をコントロールできるわけないのでどうにもならないのですが。
先日、こんなにジメジメと暑い夏なんだからスーパー銭湯もガラガラだろうなんて思って行ってみたら、
結構混んでるんですね。
サウナコーナーもびっしりでした。
確かに暑い夏にたくさんの汗をかくのは気持ちいいですから当然と言えば当然ですが。
そう考えてみれば天気が良くて暑い日が続けば飲料やアイスなどが売れ、
曇り空で寒い日が続けば暖かい食べ物や傘などが売れるのですから、
大きな視野で見ればどっちになっても大差はないのかもしれません。
赤道直下の暑い国なんかは四季がないので季節としての観光商品は夏だけになります。
このような単一商品ですと何かあった場合に代替えが無いので困っちゃいますが、
その点日本は四季があるので引き出しが豊富です。
そして、北は北海道から南は沖縄までと特色が全く異なる地域性も魅力の一つですね。
ただ、季節はそれっぽくと言っても台風だけは別問題です。
最近は、結構北上してきて水害をもたらすのでこれは非常に問題です。
日本はもともと台風が多く来る国ですから、台風のエネルギーを何かに変えられないか新発明を願っております。
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