はじめまして。今期より台東支部長を務めさせていただく竹山文と申します。
簡単に自己紹介をさせていただきますと、私は出版社に約20年勤めておりました。在職中に社労士資格を取得、それから開業の覚悟を決めるのに1年、その後開業準備に1年をあて、平成18年12月に開業しました。
開業を迷っていたときに相談にのって下さり、背中を押してくれたのは台東支部の先生でした。右も左もわからずに飛び込んだ世界でしたが、支部活動では貴重な経験をさせていただきました。他の支部に先駆けて学校教育に取り組む機会を与えていただき、今では私のライフワークになっております。
支部の諸先輩方との関わることの一つ一つが学びとなり、私を成長させて下さいました。人との出会いを重ねるごとに活動の幅が拡がっていきました。私が今、こうして社労士業をやっていられるのは、支部のサポートのおかげであり、感謝しかありません。
私は開業半年で社労士になって良かった、と思いました。仕事を通じての喜びは「人に感謝されること」でした。刻々と社会情勢が変動するなか、社会に必要とされる社労士とはどういうものなのかを常に考え、新しく入られる開業間もない方に、社労士になって良かった、台東支部に入って良かった、と思っていただけるような支部にしていきたいと思います。
コロナにより社会活動が抑制されたこの3年、皆大変な時期を乗り越えてきました。今では行動制限もなくなり、暑い夏に近づくにつれマスク姿も減ってくるのではないかと思います。イベントが再開したというニュースを見聞きするたびに明るい気持ちになります。 歴代支部長が築かれてきた功績や志を引き継ぎ、新しい台東支部への第一歩を踏み出していきたいと思います。皆さまのご協力と、より一層のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
令和5年4月
東京都社会保険労務士会 台東支部
支部長 竹山 文