ある本に書いてあったのですが、

動物は自然界にある物を食べて生きていますが、体にとって毒性のあるものや、少しでも違和感のあるものは絶対に食べないそうです。

これは人間の子供も同じで、例えば、辛い物、酸っぱい物、苦い物、においのある薬などがそれにあたります。

例えば、アルコールなどは、適度に飲めば百薬の長などと呼ばれていますが、飲みすぎると体にとって毒になりますよね。

ここが面白いところなのですが、大人の人間はこの加減ができるのですが、

動物や子供はこの加減ができないので、アルコール等の毒性のあるものは、

脳が絶対に食べないように指令を出しているというのです。自然界で生き延びるには必要不可欠な能力なんですね。

もし、この能力がないと動物も子供も下手をするとみんな死んでしまいます。

子供のころに嫌いだったものが大人になってから食べられるようになるといった経験は誰にもあると思いますが、

これは脳が発達してきて、物の加減がつくようになった理由です。先ほどのアルコールの例です。

私も子供のころに、「何で大人はビールなんて苦いものを飲むんだ?」なんて真剣に思っていましたが、

今ではなくてはならないものになってしまいました。

基本的には甘いものしか食べなかったのに、今では何でも(パクチー以外は)美味しく食べられるようになりました。

好き嫌いはどこからきているかというと、当然脳からの指令になります。

嫌いという反応は脳が、「これは食べちゃダメ」と命令しているのです。

しかし、大人は理性があるので、「少しだけ食べてみようか」と考えることができます。

これにより、「あ、意外と美味しいな」といった新しい学習をします。

そして様々のものを克服していけるのだそうです。

ですから、「これ、苦手なんだよな」と思った時に、

自分の脳に新しい学習をさせる意味で、「ちょっとだけ挑戦してみようかな」といった気持ちでチャレンジしてもいいかもしれません。

今年もあとわずかですが、来年は脳が新しいことをどんどん覚えていけるように、旺盛に挑戦していきたいと思います。